春の息吹
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駐車場の片隅に、朝陽の光を浴びて鮮やかな黄色がひときわ輝いて見えたかと思うと、可愛らしいお椀型の花がひっそりと咲いています。春を告げてくれる福寿草です。
福寿草は、春を一番に伝える花として「福告ぐ草(フクツグソウ)」と呼ばれていたそうです。その後、呼びやすくするため「告ぐ」の部分が「寿」に変わり、開花時期が長いことから「長寿」の意味として広く知れ渡ったようです。
この花は、日の光が当たると咲き、日が暮れたり、太陽が当たらなくなると閉じてしまいます。太陽の光で目を覚まし、晩になると眠ってしまうようにもみえて、何だか愛おしくなりますね。三月になり、苑ではひな祭りの行事がありました。桃の花を形どった「花寿司」と甘酒は毎年恒例です。苑内では、ひな人形を飾ったり、枝垂桜の作品づくりやカフェの計画を立てたり、色んな春の準備が始まっています。暖かくなると屋外で過ごせる機会も増えるので楽しみですね!