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毎年、地元の朝市で正月飾りを見かけるようになる頃、地域の方が餅花用の枝を届けてくださいます。「大きい枝やと皆でできるでええな」「きれいや、きれいや」…年末には利用者の皆さんと職員で、赤と白の紙粘土を餅の代わりに、餅花づくりをしましたよ。餅花を見ると、なんだかおめでたい気分になりますね。

新年最初のお楽しみは郡上の福引せんべいです。苑では、一月二日の初売りにちなんで利用者の皆さんに福引せんべいをお出ししています。立体的な三角形のせんべいの中に、福の神や小さなオモチャなどが入っており、その中身で1年の運勢など占って楽しみます。解釈は人それぞれですが、思わず笑顔がこぼれるような解釈をして楽しめたらいいですね！

そして、新しい年の始まりに、お勤めが行われました。お勤めは皆さん大変喜ばれます。利用者の方々の中には、朝晩お仏壇の前でお経を読む習慣があった方もあり、お経の本を手に、一心にお経を読んでおられました。今年も素晴らしい年になりますように。