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餅花づくり

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餅花は日本各地に伝わる縁起の良い飾り物で、ヤナギ・ヌルデ・エノキ・ミズキなどの木の枝に紅白の餅や団子を小さく丸めて作られます。正確な始まりは不明とされていますが、養蚕農家が繭玉を木の枝に付けて正月飾りにしたという説もあるようです。郡上も昔は養蚕農家が多く、家の2階が蚕部屋になっていたと聞きます。もしかすると、郡上の餅花は繭玉飾りが始まりなのかもしれませんね。また、雪が積もる寒い冬、生花の代わりの彩として色鮮やかな餅花は重宝されていたのではないでしょうか…

毎年、クリスマスが終わったこの時期になると、苑では利用者様と一緒に餅花づくりを行っています。今年も地域の人が餅花用にと、木の枝を持ってきてくださいました。「これは、枝が大きいでええわ」「きれいや、きれいや」「おわったら、油で揚げて食べるんやけど、これは(粘土やで)食べれんな」

昔は、餅花を飾り終えると、枝に付けた餅を外して、油で揚げて〝あられ〟を作りました。苑の餅花は紙粘土を使って作りますので、残念ながら食べることはできませんが、見て楽しみたい思います。色とりどりの紙粘土のおかげで、見た目にも可愛らしくカラフルな餅花が出来上り、いよいよ年の瀬を迎えた気分になりますね。

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