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爽やかな秋晴れの午後です。今日は、育休中の職員さんが、赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。「わぁ、久しぶり」「あれ、あれ、可愛いな」「この小さい手」「涙が出てきた…」いつもなら、お昼ご飯の後は皆さん自室へ戻って休まれることが多いのですが、今日は懐かしい職員さんの声を聞きつけてフロアへ集まってみえました。看護師から声がかかります。「もうちょっと待っとってやって。一生懸命歩いてみえるで。」杖をつき、ゆっくりゆっくり廊下を歩きながら、やっとフロアへ来られたKさん。本当の孫と曾孫に会ったように喜んでおられました。「はや行くんか」「また来いよ」…皆さん、なかなか側を離れられません。会ったときは嬉しいですが、別れるときは名残惜しいですね。懐かしい職員さんと、愛らしい赤ちゃんの来訪に心が温かくなりました。