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暑さ寒さも彼岸までといいますが、今年はお彼岸を過ぎても暑い日が続いていましたね。　10月も半ばを過ぎて、ようやく秋風を感じるようになり、苑の敷地内では収穫の秋を迎えています。今年も豊作！苑庭の畑ではサツマイモがたくさん採れました。芋堀りは皆さんはりきって参加をされます。「あった！大きいよ！」「どれ、ほんとや、こっちにもたんとあるわ」…しゃがんで掘るのは大変なので、職員が畑の中に段ボールを敷き、座れるようにセッティングします。利用者様から、「掘ってしばらく干しておくと、甘うなるんやよ」と教えていただきました。しばらく干した芋は、毎年恒例の芋きんとんになります。身近で旬のものを味わえる喜びに感謝ですね！

〝三里四方のものを食せば病せず〟という言葉がありますが、三里といえば12キロ。現代人が歩くとバテそうですが、歩いても３～４時間ほどの距離になります。その範囲で採れた地元の食材で生活するのが健康に良いというわけです。三里四方で育った旬のものを食べることは地産地消、自給自足とほぼ同義でしょうか。遠くの珍しいものは、だからこそ〝珍味〟なのですね。地産地消をうまくとり入れ、健康に過ごしたいものだと改めて考えさせられました。