秋のお彼岸
- ブログ
9月23日はお彼岸の中日です。この日、苑では毎年恒例で〝おはぎ〟を作ります。よく秋のお彼岸は、おはぎが御供えされますが、秋の七草の一つである萩にちなんで、おはぎと名付けられているそうです。
さて、お彼岸の日は朝から皆さん自然と心が弾みます。「お餅つき」はやはり特別な感じがするものですね♪
「今日のお昼は、おはぎやよ」「ほんとか。楽しみやな」「ありがと、ありがと」「そりゃ、うんまいなー」
苑のおはぎは高齢の方が食べやすいよう、うるち米ともち米を合わせて炊いています。そして、小豆を煮るところから全て手作り。
出来立てホカホカの温かく、やさしい甘さのおはぎです。おはぎが食べられない方には、もち米入りのお粥を炊き、きな粉やこしあんを添えて提供しています。利用者様から、「昔は餅つきっていうと大騒動やったんやよ。大勢で集まって。節句の時なんかにつくったんやよ。菓子なんか無かったで嬉しかったなぁ」と教えていただきました。皆さん食卓をはさんで、ほんのひと時昔懐かしい時へ還られたようで、生き生きとしておられました。