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まもなくお盆がやってきますが、郡上の夏といえば、郡上踊りです。大人になっても祭りは楽しいものですが、コロナが流行してからは、イベントなどの中止が続いています。そして、今年も残念ながら地域の夏祭りや踊りは中止になってしまいましたので、苑内で夏祭りが開催されることになりました。

射的、金魚すくい、お菓子釣りなどを企画し、普段のレクリエーションの時間などを利用して、利用者様と職員でコツコツ準備をしてきました。当日出店をまわるときに使うチケットや、飾りつけも楽しく作りました。「あんた、こんでええんか？」、「こっちのもきれいに色ぬりできたよ」、「可愛らしい金魚できたな」・・・郡上踊りのCDも準備完了！昼休みに踊りの練習もしましたよ。当日は、何名かの職員は浴衣姿で参加をしました。「何から行くかな」、「遠いところからまわるかな。先にソフトクリームよばれてくるわ」、「チケットどれや？」「金魚すくいは、赤い金魚の形の出してくださいね」…わいわいがやがやと、皆様思いおもいに手作りの出店をまわりました。郡上踊りの「かわさき」、「春駒」、白鳥踊りの「しっちょい」、「源助さん」が流れると自然に手足が動き出す人、「あの、赤い帯の人は上手やな」、「あの人は踊りつけとるわ」と、見物をする人・・皆様それぞれに夏祭りを楽しんでおられました。暮らしの中に四季を感じられる瞬間があって、同じ時間を共有できる人がいるって、ほんとうに素敵なことですね。