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音楽会と夏椿

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日本では夏椿(ナツツバキ)を沙羅双樹(サラソウジュ)と呼んでいます。春に柔らかそうな新芽を芽吹かせ、夏には明るい色味をした涼しそうな葉になり素敵です。コスモス苑では、ちょうど、この写真のとおり「赤とんぼ」と「ゆうゆう」の玄関先で、可憐で可愛らしい白い花を咲かせています。これから咲く蕾(ツボミ)もたくさんついています。

「沙羅双樹」の名は、きっと一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。沙羅双樹は、平家物語の冒頭でも有名な「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・」という一節に浮かび上がる樹木のことです。5~7月頃に花を咲かせ、朝咲いて夕方に散る儚い一日花です。蕾もまん丸で愛らしい姿をしています。

そんな夏椿を見て、私たちも一日一日を大切に過ごしたいと思いました。コロナで制限が続く日々ですが、利用者様に楽しんでいただこうと、職員でミニ音楽会を開きました。コロナの前は、敬老会などの特別なイベントのときに、外部から来ていただいていましたが、普段のレクリエーションの時間に、いつもの職員で少し変わった時間を過ごしていただきました。曲目は、利用者の皆様が大好きな、美空ひばりさんの「川の流れのように」で始まりました。お馴染みの坂本九さんの「上を向いて歩こう」では、利用者の皆様の口から自然に歌が出てきて職員の演奏と合奏になりました。何年か前にNHKの朝のドラマの主題歌になっていた、「365日の紙飛行機」は、AKB48のファンだという利用者様のために演奏し、大変喜んでいただきました。懐かしの曲からリクエストを沢山いただきましたので、また皆様との楽しいひと時のために練習に励みたいと思います。これからも暮らしの中に変化を持たせながら、生きがいを持って暮らしていただけるよう、心を込めて支援いたします。

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